三郷市斎場 完全ガイド【2026年版】市民料金・アクセス・予約方法

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村瀬あかり|元葬儀ディレクター・葬祭ディレクター1級 プロフィールアイコン

村瀬 あかり葬祭ディレクター1級

元株式会社Actrelation(市民典礼)三郷エリア担当。三郷市斎場での葬儀に多数立ち会った経験をもとに本記事を執筆しています。

三郷市斎場は、三郷市が運営する三郷市内唯一の公営総合斎場です。葬儀式場と火葬場が同一施設内に併設されており、通夜・告別式・火葬・骨上げまでをひとつの建物で完結できます。移動にかかる費用(霊柩車・マイクロバス)が一切不要な点が最大の特徴です。

この記事では、三郷市斎場の料金・アクセス・式場詳細・予約方法・注意点を、三郷エリアの担当経験を持つ元葬儀ディレクターが実務ベースでまとめました。

三郷市斎場 基本情報

所在地 埼玉県三郷市茂田井15番地
電話番号 048-952-5885
最寄り駅 JR武蔵野線「三郷駅」よりタクシー約5分
つくばエクスプレス「三郷中央駅」よりタクシー約8分
駐車場 約150台(無料)
火葬炉 4基
式場 3室(本館1室90名・新館2室各30名)
市民火葬料金 12歳以上 5,000円/12歳未満 3,000円
市外火葬料金 12歳以上 80,000円/12歳未満 40,000円
式場・安置 三郷市民のみ利用可(火葬は市外者も可)
休場日 1月1〜3日・友引(友引の通夜は可)
宗旨宗派 問わず(無宗教葬にも対応)
予約方法 葬儀社経由のみ(専用システムで24時間対応)

三郷市斎場の最大の特徴:式場・火葬場が完全併設

三郷市斎場は、三郷市で唯一の火葬場であると同時に、葬儀式場も同じ建物内に備えた総合斎場です。告別式が終わったら台車で火葬場まで移動するだけで、霊柩車・マイクロバスが一切不要です。

🚗

霊柩車が不要

式場から火葬炉まで施設内移動のため、霊柩車費用(2〜5万円程度)が発生しません。

👴

マイクロバスが不要

参列者が移動する必要がなく、高齢の方・足の不自由な方への配慮になります。

📅

1か所で全工程を完結

安置・通夜・告別式・火葬・骨上げ・会食まで同施設で行えます。

💰

市民料金が安価

火葬5,000円・式場使用料も民間より大幅に安く、費用を抑えられます。


村瀬あかり|元葬儀ディレクター・葬祭ディレクター1級 プロフィールアイコン 村瀬あかり

三郷市担当時代に、この斎場で何度も葬儀に立ち会いました。式場から火葬炉まで台車で移動するだけという構造は、特に高齢の方が多い家族にとって大きな安心感があります。「移動しなくていいから助かった」という声を何度も聞きました。


アクセス方法

三郷市斎場は三郷市茂田井に位置しています。最寄り駅からはバスまたはタクシーが必要で、車でのアクセスが便利な施設です。


電車・バスでのアクセス
交通手段ルート所要時間
タクシー① JR武蔵野線「三郷駅」南口よりタクシー 約5分
タクシー② つくばエクスプレス「三郷中央駅」よりタクシー 約8分
バス①(金町方面) 三郷駅南口1番→「総合体育館」下車→徒歩4分 約15〜20分
バス②(三郷中央駅) 三郷中央駅6番→三郷駅南口行き→「総合体育館」下車→徒歩2分 約15分

車でのアクセス
  • 首都高速・常磐道「三郷東出口」より約5分
  • 外環自動車道(外回り)「外環三郷西出口」より約7分
  • 外環自動車道(内回り)「三郷中央出口」より約5分
  • 駐車場約150台(無料)

※三郷市斎場は「三郷IC」より車で約12分です。バス停からは徒歩が必要なため、高齢の参列者が多い場合はタクシーや自家用車でのアクセスをおすすめします。


施設概要

式場(3室)
式場収容人数特徴向いている葬儀
本館(大式場) 90名 ガラス張り・開放的な雰囲気 一般葬・中〜大規模向き
新館 式場1 30名 落ち着いた間接照明・こじんまり 小規模家族葬・一日葬向き
新館 式場2 30名 落ち着いた間接照明・こじんまり 小規模家族葬・一日葬向き

※本館はガラス張りで外が見える開放的な設計。新館は茶色と白の壁・間接照明の落ち着いた雰囲気。こじんまりとした家族葬には新館が人気です。


待合室
場所待合室収容人数
本館待合室1〜4(4室)各室最大24名
新館菊・桔梗・萩・藤(4室)各室30名
待合棟2室各室48名

火葬中は待合室でお食事(精進落とし)が可能です。待合室は2時間以内なら火葬料金に含まれます(追加利用は1室1時間2,000円)。


その他の設備
  • 火葬炉:4基・収骨室2室
  • 霊安室(安置室):1室・2日以内3,000円(市民のみ)
  • 会食室:着席30名
  • 宿泊可能(式場控室。シャワーなし・貸布団サービスあり)
  • バリアフリー対応
  • 白木祭壇が各式場に常設(生花祭壇への変更も可能)
  • 霊柩車の取り扱いなし(式場と火葬場が同一施設のため不要)

料金表

三郷市斎場の料金は、亡くなった方または葬儀を主宰する方が三郷市に住民登録されている場合に「市民料金」が適用されます。式場・安置は三郷市民のみ利用可能で、火葬は市外の方も利用できます。


火葬料金
区分市民料金市外料金
12歳以上の死体5,000円80,000円
12歳未満の死体・死胎3,000円40,000円
改葬等3,000円40,000円

⚠ 所沢市斎場より市外料金が高額です

三郷市斎場の市外火葬料金は80,000円で、所沢市斎場(60,000円)より20,000円高くなっています。三郷市外から利用を検討している場合は、費用を事前に確認してください。なお、式場・安置室は三郷市民のみ利用可能です(火葬のみは市外者も可)。


式場使用料(市民料金)
式場葬儀・告別式のみ通夜〜告別式セット
本館(90名) 20,000円 150,000円
新館 式場1・2(各30名) 15,000円 40,000円

※式場利用時間:告別式のみ利用は午前9時〜午後2時30分(5.5時間)。通夜〜告別式のセット利用は午後2時30分〜翌日午後2時30分(24時間)。夜間の通夜は本館が17時〜19時の間、新館式場1が18時30分、式場2が17時30分または19時。祭壇は式場使用料に含まれています。


待合室・安置室
区分市民料金市外料金
待合室(2時間以内)無料(火葬料金に含む)無料
待合室超過・追加(1室1時間)2,000円4,000円
安置室(1体2日以内)3,000円市民のみ

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三郷市斎場で特に費用の差が大きいのが市外火葬料金の80,000円です。三郷市に住民票がある方は5,000円で済むのに、市外だと16倍になります。住民票の所在地を事前に確認することが非常に重要です。また、式場の祭壇は使用料に含まれているため、白木祭壇で十分な方は生花祭壇のオプション費用を節約できます。


予約方法

三郷市斎場の予約は葬儀社を通じてのみ行います。遺族が直接斎場に予約することはできません。

  1. 01

    葬儀社に連絡する

    三郷市斎場の利用を希望する旨を葬儀社に伝えます。亡くなる前の事前予約はできません。亡くなった後、できるだけ早く葬儀社に連絡することが大切です。

  2. 02

    葬儀社が専用システムで予約

    葬儀社が斎場予約専用システムにアクセスし、希望の式場・日程の空き状況を確認して予約を行います。24時間対応しています。火葬炉は4基のため、混雑時は希望日が取れない場合があります。

  3. 03

    死亡届・埋火葬許可証の取得

    死亡診断書をもとに死亡届を市区町村に提出し、火葬許可証を取得します。この手続きは葬儀社が代行してくれる場合がほとんどです。

  4. 04

    三郷市役所または斎場窓口で使用許可申請・料金納付

    市民課(平日・日曜開庁日 8:30〜17:15)または斎場窓口(8:30〜19:00)で使用許可申請と料金の納付を行います。つり銭のないよう準備を。

  5. 05

    葬儀当日:許可証を提出して利用開始

    当日は埋火葬許可証と三郷市斎場利用許可証を斎場に提出します。斎場自体は葬儀の運営を行わないため、進行はすべて葬儀社が担当します。


利用上の注意点

式場・安置は三郷市民のみ

三郷市斎場の式場(通夜・告別式)と安置室の利用は、亡くなった方または葬儀を主宰する方が三郷市民である場合に限られます。三郷市外の方は火葬のみの利用となります(市外火葬料金80,000円が適用)。


休場日について
  • 1月1〜3日:完全休場
  • 友引の日:火葬・告別式は不可。通夜は友引でも利用可能

通夜の開始時刻は本館が17時〜19時の間、新館は式場1が18時30分、式場2が17時30分または19時です。通夜終了後は宿泊者を除き21時には退館が必要です(夜間の外出は可能ですが1名以上残る必要あり)。


火葬炉が4基と少ない

三郷市斎場の火葬炉は4基で、所沢市斎場(8基)の半数です。年末年始・冬場・友引明けは特に予約が集中するため、葬儀社への連絡はできるだけ早めに行うことが重要です。


霊柩車は斎場が取り扱いません

三郷市斎場は霊柩車を取り扱っていません(式場と火葬場が同一施設のため不要)。遺体の搬送(病院→安置場所)は葬儀社の寝台車で行います。


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火葬炉4基は三郷市の規模からすると余裕のある設備ではありません。特に冬場は高齢者の方が多く亡くなる時期で、予約が2〜3日先まで埋まることもあります。「すぐに火葬できる」と思い込まず、葬儀社に早めに相談して日程を押さえることが大切です。


三郷市斎場を使うメリット・デメリット

✓ メリット

  • 市民料金が非常に安価(火葬5,000円)
  • 式場・火葬場が同一施設(移動費・霊柩車が不要)
  • 高齢者・足の不自由な方への配慮(移動が少ない)
  • 安置から葬儀・火葬・会食まで一か所で完結
  • 白木祭壇が使用料に含まれている
  • 宗旨宗派不問
  • 駐車場約150台完備

✗ デメリット・注意点

  • 式場・安置は三郷市民のみ(市外者は火葬のみ)
  • 市外火葬料金が高額(80,000円)
  • 火葬炉が4基と少ない(混雑時は希望日が取れない場合あり)
  • 駅からのアクセスが不便(タクシーまたはバス+徒歩)
  • 友引・年末年始は利用不可
  • 宿泊はシャワーなし

所沢市斎場との比較

同じ埼玉県の公営斎場として、所沢市斎場と三郷市斎場の主な違いを整理します。

項目三郷市斎場所沢市斎場
火葬炉数4基8基
式場数3室(30〜90名)4室(40〜85名)
市民火葬料金5,000円5,000円
市外火葬料金80,000円60,000円
駐車場約150台202台
式場・安置の利用制限市民のみ市民以外も利用可
式場と火葬場の関係完全同一施設同一施設内

三郷市の葬儀についてさらに詳しく知る

よくある質問

Q. 三郷市民以外でも三郷市斎場を利用できますか?

火葬のみは三郷市外の方も利用できます(市外火葬料金80,000円)。ただし式場(通夜・告別式)と安置室の利用は三郷市民に限られます。三郷市外から葬儀全体を行いたい場合は、別の斎場や葬儀社の式場を検討してください。

Q. 三郷市斎場で直葬(火葬式)はできますか?

できます。式場を使わず火葬のみの直葬に対応しています。市民の火葬料金は5,000円です。待合室は2時間以内なら火葬料金に含まれます。

Q. 三郷市斎場は宿泊できますか?

式場控室での宿泊が可能です。ただしシャワーは完備されていません。貸布団サービスはありますので事前に葬儀社を通じて確認してください。

Q. 三郷市斎場を直接予約できますか?

できません。予約は葬儀社を通じた専用システムで行います。斎場が葬儀社を紹介することもありません。まず葬儀社に連絡し、三郷市斎場利用の希望を伝えてください。

Q. 新館と本館はどちらを選べばよいですか?

参列者が30名以下の小規模家族葬・一日葬には新館(式場1・2、各30名)が向いています。30名超〜大規模な葬儀には本館(90名)を選びます。新館は落ち着いた間接照明で家族葬の雰囲気に合いやすく、本館はガラス張りの開放的な空間です。

Q. 生花祭壇は三郷市斎場で使えますか?

使えます。各式場には白木祭壇が常設されていますが(使用料に含む)、生花祭壇への変更も可能です。市民典礼など対応している葬儀社に相談すれば、季節の生花を使ったオリジナル祭壇を設営してもらえます。


まとめ

三郷市斎場は三郷市民にとって非常に利便性の高い公営総合斎場です。式場・火葬場が同一施設で移動不要・市民火葬5,000円という条件が揃い、費用・負担両面でメリットがあります。

  • 市民火葬料金5,000円。式場使用料も民間より大幅に安価
  • 式場と火葬場が完全同一施設。霊柩車・マイクロバス不要
  • 式場・安置は三郷市民のみ利用可(火葬は市外者も可)
  • 火葬炉は4基。冬場・友引明けは特に早めの葬儀社への連絡が重要
  • 予約は葬儀社経由のみ。直接予約は不可

村瀬あかり|元葬儀ディレクター・葬祭ディレクター1級 プロフィールアイコン 村瀬あかり

三郷市斎場は私が実際に何度も葬儀に立ち会った場所です。式場から火葬炉まで台車で移動するだけという構造は、特に高齢の参列者が多い三郷市の葬儀にとって大きな強みです。三郷市民の方にとっては、ぜひ活用してほしい施設です。

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この記事を書いた人

村瀬 あかり

葬祭ディレクター1級。元株式会社Actrelation(市民典礼)三郷エリア担当。葬儀業界歴11年。著書「お坊さんも呼ばなかった。」

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